The Boxing

About PFP ranking


パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、ボクシングや総合格闘技、キックボクシングなどの格闘技において全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号。 権威ある米専門誌「ザ・リング」の初代編集長ナット・フライシャーによって、1950年代初期に造られた用語である。 Pound for pound=PFPまたP4Pと略される。

ボクシングの階級はミニマム級~ヘビー級まで全17階級が設定されている。一般的に軽量級ではスピードに優れ、体重が重くなるにつれてパワーが増していく。 技量が同程度であれば、体重が重い方が勝つ可能性が高いというのが通説となっている。

最重量級のヘビー級のチャンピオンが最強ということになるが、ではもし体重差がないと仮定し、全階級のボクサーが同じ条件で戦った場合誰が一番強いのかを示す指標がパウンド・フォー・パウンドである。 現在では、多くのメディアが独自のパウンド・フォー・パウンドランキングを発表している。

元々、PFPという言葉は1940年代~50年代にかけて活躍したボクシングの中量級の名王者シュガー・レイ・ロビンソン(米国)の強さを称える愛称として生み出されたとされる。 ロビンソンは現代においても、多くの識者から「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」=史上最高のボクサーと認められている。

パウンド・フォー・パウンドの本家は1922年創刊の「ザ・リング」。 また米スポーツ専門局「ESPN」のPFPは記者による投票制で、選考過程に透明性があることでも知られている。 他にも全米ボクシング記者協会(BWAA)や、トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)などが影響力を持っているようだ。